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諦めなくてよかった話 [病気について]

本日退院するワンちゃんの話です。

食欲がなくなり、下痢やおう吐があるとのことで来院した子ですが、お腹の中に大きな腫瘍がみつかりました。CTなどの検査をした結果、腫瘍は腸管から発生している可能性が高く、大きさもバレーボールくらいの大きさに成長していました。切除不可能な場所での発生や大事な血管を巻き込んでいる可能性もあり、手術でとれるかとれないか、50%50%(むしろ取れない可能性のが高いと推測されました)というような状況を飼い主様にお話しました。wada mac2-P0001.jpg

手術で治ると分かっていれば多くの飼い主様は手術を選択するでしょう。しかし、手術してみないと取れるのか、取れずにお腹を閉じるだけになるのか分からないという状況では、多くの飼い主様は迷われ、手術を選択しない方も多くいらっしゃいます。wada mac2-P0002.jpg

そのような状況の中で、手術を選択し、結果として無事に切除することができました。腸から発生した腫瘍は、腸に穴をあけ、便がお腹の中に漏れ出して腹膜炎を起こし始めている状況でした。本日元気に飼い主さんと帰る姿をみて、手術の決断をしてくれた飼い主さんに本当に感謝しながらお見送りしました。

切除できずに閉腹しなければならない子も当然いるのですが、今回のようにとても大きな腫瘍であっても、獣医師も飼い主も諦めずに治療にあたることは大事だと改めて感じることとなりました。


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コメント 2

高田直美 はなこ

小澤先生ご無沙汰しております。
上記の「諦めなくてよかった話」の話を、見て先生に
お世話になったはなこの手術のことを、改めて思いだしました。私や、主人も、先生の手術前の成功する確立を、聞き、正直すごく迷いました。
でも本当に今は、して頂いてよかったと、思っております
そして、はなこは、本当に、元気に、しています
今も、月に一度、大阪から南動物病院に検査に通っております、時々血液検査の結果が、少し悪いときもありますが、状態は、良いですよ。犬仲間のお友達にも、本当にはなこは、元気に、なったねと、言われます
今も、飛行機に、乗って、北に、南に、はなこと、楽しく旅しております
もし、あのときに、手術して頂かなかったら、はなこは、
お星様に、なっていたかもしれないですね
そんなはなこと、毎日楽しくすごしております
そして、先日から、毎回では、ありませんが、おっしこをしたいと、以前のように、ワンワンと言ってくれるように、なりました
それが、本当に、また嬉しい奇跡のような出来事です
いつか、元気一杯の、はなこをつれて
小澤先生のところに、行きたいと思っております
これからも、たくさんの、わんちゃん、ねこちゃんを、助けてあげてくださいね


by 高田直美 はなこ (2009-09-02 21:54) 

ug-ozawa

高田さん、はなこちゃん、お久しぶりです。
退職後もこのように励ましてもらえる事は本当に幸せです。ありがとうございます。
そうですよね、はなこちゃんの手術の前も今回の子と同様にいっぱいお話をしましたね。あの時も手術を勧めるべきか、勧めぬべきか私自身が非常に迷いました。手術で取れるかどうか、術後の後遺症が強くでないか・・と。我々が迷ってはいけないのでしょうか、やはり人です、大いに迷い、悩むものです。
でもはなこちゃんのように元気に頑張っている子をみると迷いながらも諦めなくて良かったと本当に思います。

by ug-ozawa (2009-09-03 17:07) 

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